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【宇部市の歯科口腔外科】インプラントのメリットは?向いている人と向いていない人
こんにちは。
宇部市恩田町の歯医者【ひなたデンタルクリニック】です。
インプラントは失った歯を補う治療法ですが、「自分の歯はまだまだ大丈夫」「歯を失うなんて想像がつかない」とお考えの方も多いのではないでしょうか?
厚生労働省の調査によると、65歳〜74歳の一人あたりの歯の数は22本、75歳〜84歳は16.8本です。
親知らずを除いた永久歯は28本ですから、65歳〜74歳は約21%、75歳〜84歳では約40%の歯が失われているということになります。
参照:厚生労働省「令和4年歯科疾患実態調査」p15 表13 >
今回はインプラントのメリットや、インプラントが向いている人、向いていない人について紹介します。
インプラントのメリットとは?
まずは、インプラントのメリットについて見ていきましょう。
・自分の歯と同じような感覚で噛むことができる
・見た目を天然の歯に近づけることができる
・周辺の歯への影響が少ない
インプラントは入れ歯やブリッジと比較して、見た目や噛み心地などが自分の歯に近いといわれています。
なにより、周辺の歯への影響が少ないこともメリットとしてあげられます。
インプラントは人工歯根と呼ばれるボルトを骨に埋め込むため、隣の歯に頼らず自立しています。
一方、人工歯根を使わない入れ歯やブリッジは、その代わりに周りの歯を削って支柱にしたり、金具を掛けて支えにしたりする必要があるのです。
それらとは異なり、インプラントは周辺の歯への影響が少ないことが大きな特徴となります。
つまり、残っている自分の歯を大切にできるのです。
インプラントはどんな人に適している?
インプラントが向いている人、向いていない人を見ていきましょう。
インプラントが向いている人
インプラントが向いている人は、自分の歯がよみがえったかのように食事を楽しみたい人、見た目を重視する人、ご自身の歯をできる限り大切に使いたい人です。
失った歯は取り戻すことができません。
これ以上、大切な歯を失わないために、周辺の歯への影響が少ないインプラントを選択する方も多くいらっしゃいます。
インプラントが向いていない人
毎日の丁寧な歯磨きや定期検診のための通院が面倒、という人には向いていないといえるでしょう。
インプラントの構造は複雑なため、長持ちさせるためには歯科医院での定期メンテナンスが役立ちます。
逆に、しっかりとメンテナンスをしなければインプラント周囲炎という歯周病に似た病気のリスクが高くなるのです。
「インプラントを入れたら歯医者は卒業!」と思わず、インプラントを長く使うために定期的に歯科医院へ通院することをおすすめします。
歯が抜けた場合は早急に歯科医院の受診を!
抜けた歯を放置していると、隣の歯が倒れてきてかみ合わせに悪影響をおよぼすことがあります。
失った歯を補う治療が必要なため、早急に歯科医院を受診しましょう。
ひなたデンタルクリニックでは、失った歯の治療法としてインプラントのほかに、入れ歯やブリッジにも対応しています。
どの治療法にも一長一短がありますので、患者さんのご希望をおうかがいした上で適切な治療法をご提案いたします。
インプラントをご希望の場合は、歯科用CTを用いて骨や周辺の歯の状態を調べ、インプラントが適しているかどうかを判断します。
無理に高額な治療をおすすめすることはありませんのでご心配なさらずに、抜けた場所がそのままになっている方はお気軽にご相談ください。
ご予約はお電話のほか、インターネットで24時間可能です。