コラムCOLUMN
【宇部市の小児歯科】乳歯が青白いのは病気?子どもの歯の特徴を解説!
こんにちは。
宇部市恩田町の歯医者【ひなたデンタルクリニック】です。
乳歯は生後半年〜8ヶ月ごろから生え始め、2歳半〜3歳ごろに20本生え揃います。
生え始めた乳歯を見て、「自分の大人の歯と色が違う!」と焦ったことはありませんか?
この記事では、乳歯の色が青白く見える理由や、乳歯の特徴について解説します。
青白く見える乳歯は正常
乳歯、永久歯の歯の内部は3重の層になっていて、外側からエナメル質、象牙質、歯髄腔と呼ばれます。
永久歯のエナメル質は半透明で、内側にある象牙質のクリーム色がエナメル質に透けるため、永久歯は少し黄色がかかった白色に見えます。
一方、乳歯のエナメル質は不完全なため、不透明で青白い色です。
永久歯のように半透明ではないため象牙質が透けず、エナメル質の青白い色が乳歯の色として認識されるのです。
乳歯だけが生えている状態で色が気になるというより、生え替わりの時期に永久歯と乳歯と並ぶことで色が気になるという保護者の方が多いようです。
乳歯が青白く見えても病気ではありませんので、心配する必要はありません。
ただし、乳歯や永久歯がグレーや黒っぽく見える場合は治療が必要なことがありますので、早めに歯科医院を受診しましょう。
知っておくべき乳歯の特徴
乳歯は永久歯と色が違うという以外に、むし歯になりやすいという特徴があります。
乳歯がむし歯になりやすい理由は3つです。
1.歯の質がやわらかい
2.歯の層が薄い
3.酸に弱い
乳歯は永久歯と比較してエナメル質や象牙質と呼ばれる歯の層が薄く、歯の質がやわらかいため、一度むし歯になると一気に進行してしまいます。
子どものうちから歯医者に通院を
5 歳から11 歳で乳歯にむし歯がある人の割合は15〜35%程度といわれています。
乳歯が青白くても心配する必要はありませんが、乳歯がむし歯になりやすいということを念頭に置いておきましょう。
子どものうちから歯医者に通院することで、お子さんの歯への関心が高まることが期待できます。
ひなたデンタルクリニックには、1児の母でありお子さんの診療を得意とする女性歯科医師が在籍しています。
キッズスペースやファミリールームも設置しているため、お子さんと一緒に通院しやすい環境です。
むし歯の治療はもちろんのこと、むし歯にさせないための予防にも力を入れているため、お子さんの診療はおまかせください。
ご予約はお電話のほか、インターネットからも承っています。